彼の最大のヒット曲はJUDDで発売した< Rockin’ Little Angel>だ。このレコードは全米22位のヒット曲になり、ミリオンセラーを記録した。 この歌はだいぶ古い歌で童謡<Buffalo Gals>の替え歌をロックン・ロールにアレンジしたようです。 サン時代のクレイジー・ロカビリーなイメージがあるスミスですが、この歌は100%ポップな歌です。 日本でも1960年に発売しています。発売している国内盤はこのレコード1枚だけですが・・・
さて、ポップなスミスは今回無視しまして、なんて言ってもサン時代のロカビリー時代スミスが猫は好きです。サン・レコードのデビュー曲<Right Behind You Baby>が一番のお気に入りです。 次に<You Made A Hit>そして、<Rockin’ Bandit>が彼のロカビリー3部作だと思っています。 <Rockin’ Badit>のイントロ<鉄砲の音>で始まってかっこいいんです。
猫は彼のCD<TRAVELIN’ WITH RAY>を持っていますが、このCDは全33曲入りでこの一枚で彼の全てが分かるベスト盤だと思います。
レイ・スミスのレコードを聴いたのは20代のころで、<Right Behind You Baby>を初めて聴いたときはビックリしました。猫にしてみれば初めて聞く名前で、こんなカッコいいロカビリーを歌うスミスに興味を持ちました。早速彼のベスト盤を買って暫くの間はスミスのレコードを毎日聴いてドップリはまり込んでいました。
サン・レコードを離れてポップな歌を歌っていたスミスが突然1964年にTollieレコードからワイルドなロッカー<Did We Have A Party>を発売。いいよ~この曲はとてもこの時代の曲作りとは思えないほどオールド・タイプなロックン・ロールだ。
蛇足ながらこの年にはTollie レコードからビートルズが<Twist And Shout>をヒットさせている。